おぉーいじじぃ

もうこのじじぃとの付き合いは1か月近くになるんではないだろうか。

詰め所の横には重篤な患者や手のかかる患者のベッドが並ぶ。

ほぼ自分で動ける人はいません。そのせいかナースコールを鳴らしまくる患者は

いると思うが、詰所の横なので声をあげても看護師さんを呼ぶことはできます。

おぉーいじじぃは、そのまんま。「おぉーい」を連呼。

今日はなげぇし、頻度も多い。かなり離れたこの部屋にもずっときこえとる。

女性の場合、「すみません」連呼パターンなのですが、じじぃは「おぉーい」

これが嫌いでね。私。めちゃくちゃ偉そうじゃないですか？

誰を呼んでるのかもわからんし。要は看護師さんじゃなくてもいいってことですよ。

ぼけ老人の相手をしろってことかな？あ、もちろん誰もいきませんけど(笑)

だからこそじじぃはずっと「おぉーい」を連呼しているのだと思います。

一日中、あの声を間近で聴いていて、無視できる精神力。看護師さんを尊敬せざるをえません。

私なら気が狂います。しかし、おぉーいじじぃ。。。いつ退院するのかな。

カオス病棟に静かな夜はないようです。