「今年33歳です。堀井さんが私の年の時って、
お子さんが2人いらっしゃったってことですよね。
そう考えると私が今歩んでいるこの人生って、正しいのか分からなくなってきます」
私、この人好きではないです。でも人生に正しさを求めたら
不毛なだけだよーと言ってあげたい。
実は私は病気になってから、ずっとどういう生き方が「正しい」かを
考え続けてきた。病人として、残り少ない人生をどう生きるのが「正しい」か。
5年たってきづいた。
「正しい」ってなんやねん!!!!
もうしらんしらん!正しくなくたって、それが私の人生ちゃうんかぃ!!!
明日死んだって、誰かが、「あいつは間違ってた」とかいう?!
いわんよ!結局自分で自分を許せるかどうかだけやん。
その判断をする自信がないから、正しいか正しくないかにゆだねようとしてるだけやん!
はい、これ、きづくまでに5年かかりましたわ(笑)
そして、正しさなんて、誰から見るかで全く真逆で、意味がないということも。
生きるって正解はない。自分が自分で選択するという勇気。
最後にあの選択は間違ってたんじゃないかと自分で思うことが怖くて
なんとなく世の中や周りの人の正しさを加味して考える。
自分で失敗したときに人のせいにちょっとできて、楽だからだ。
今考えるとばからしいし、この期に及んでまだびびってんのかよとも思う。
でも明日しにますよーって言われない限り、そういう時期もあるし、
迷うこともある。それが悪いことでもないし、この人は相当まじめなんだろうなとも思う。
誰かに求められることが多い職業の人ほど、こうなりやすいかも。
でも、自分の人生は誰のものでもない。正しくたって、ある日、
「もっと自由に生きたかった」と思ったら、ダメじゃないかな。
親のいいなり、しかり、世間の常識、しかり。誰かがこれが正しいといっても
疑ったほうがいいんだよ。自分のしたいことが本当に正しいことだって
私は思います。
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